品質管理QUALITY
原料入荷から製品出荷まで、
あらゆる角度から徹底管理。
FSSC22000に基づいた品質管理
弊社の品質管理は、2022年3月に、国際標準化機構「ISO 22000:2018」から、オランダにあるFSSC22000財団が開発した認証の仕組みである、国際食品安全イニシアチブ(GFSI:Global Food Safety Initiative)という団体によって承認されている「FSSC 22000Ver.5.1」を取得し、厳正な管理状態で、品質管理を行なっています。
ISO22000とFSSC22000の違いは、
(1) ISO22000:2018をベースに構成され、
(2) ISO22002-1のPRP(前提条件プログラム) に対する技術仕様書が明確化され、
(3) FSSC 追加要求事項(フードチェーンの管理、製品のラベリング表示、フードディフェンス、食品偽装軽減など)が追加された国際規格です。
トレーサビリティシステムで管理する原材料
トレーサビリティとは、原料メーカーから納品される原料、副原料及び最終製品の流通経路を特定することであり、工場において使用する原材料はトレーサビリティシステムによって産地、消味期限、含有物等の調査が可能であり、各製造日より3年間すべての記録を保管しています。製品に含まれるアレルゲン物質についても識別管理を行い、異種アレルゲン間の交差汚染がないよう器具や備品の区別・洗浄を実施しています。
また、工場で使用する原料は保管温度や使用期限に関する毎日の管理のもと、常にベストな状態を保っています。製造中においても規定時間ごとの温度測定、また原料の微生物検査などを通し、異常があればすぐに検知できる体制を整えています。
全ての製品は出荷前に品質検査を実施
工場内には品質検査施設を有し、出荷前の全製品において微生物検査、重量・形状等の品位検査、また味覚・嗅覚による官能検査を実施しています。定期的に外部機関や部署間による監査を実施しており、日々更なる品質の向上を図っています。
検査施設の徹底した衛生管理
工場内の機械や備品は毎日の夜間清掃で隅々まで洗浄し、使用を開始する前には必ず洗い残しや部品の脱落がないか確認をおこなっています。また外部から工場へつながるルートは二重シャッターで区切られ、虫などの侵入を防いでいます。
衛生安全ルールの行き届いた製造現場
製造の現場で作業に従事する社員に対しては工場への入場手順や服装などに明確なルールを設け、持ち込み禁止物も細かく規定しています。また毎月の検便をはじめ、抜き打ちでの手洗いチェックなども定期的に行い、徹底した衛生管理を実施しています。